「公開討論会『若輩者の立場から』」に思ふ(維新政党・新風 石波肇國)
三月三日、菊水國防連合國防研究會の主催により、「現状打開公開討論会『若輩者の立場から』」が開催され、小生も登檀、愚見を述べさせていたゞいた。登檀者の皆樣、菊󠄀水󠄀國󠄀防󠄀連合、協贊團體の皆樣、ご來場下さつた、應援して下さつた皆樣、本當にありがたうございました。
登檀者は小生、山口二矢顯彰會の秋津和先輩(17)、超国家主義『民族の意志』同盟学生戦線の白石湊先輩(18)、皇極社の仲谷忠憲先輩(22)、
山口二矢顯彰會の加藤百先輩(25)、言論同志會の坂井毅先輩(25)、義清塾の五月女悠先輩(28)が登壇し、進行は日本国民党の金友隆幸先生であつた。登壇者の皆さんは「若輩者」ですがたゞの若者ではなく、強い意志と志操が感じられ、先輩の運動家または同年代の友達とも違ふ、同年代の運動家と熱く語り合へた素敵な交流はとても貴重な体験だつた。
さて、小生の手元には『右翼という生き方』と云ふ本がある。これを讀む限り當時右翼に入會の動機としてはヤンキーや暴走族の延長、父親や先輩からの影響が主な理由であつた。小生も特別支援學級の女裝癖のある中學生であり良くも惡くも「普通」でない自覺はあるが、右の本に書かれてゐる通り右翼に社會の枠に入るのを潔しとしないアウトローが多いのは昔も今も變はらないと思ふ。おそらく幕末の勤皇志士も常識の枠に收ることの出來ない方が多かつたのだらう。得てして世閒はさういふ人を冷笑し、アサ芸Bizでの報道へのコメントには冷笑や茶化しも多々あつた。
運動してゐる人(右派、左派関係なく)を冷笑する風潮が昨今見られるが自分が何もしないのにネツトで好き勝手言ひ散らかすのはまさに噴飯物であり、我々が先づ戰ひを迫られるのは、左翼でも賣國政治でも戰後體制でもなく、冷笑と無關心だつた。孤獨や孤立卽ち自分との戰ひだと感じる。
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