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執筆者の写真『現状突破』編集委員会

悲劇の民族が悲劇を生み出す(髙田輝)

イスラエル・パレスチナの紛争が激化している。


ハマスのゲリラ戦術の特徴上、イスラエルは無差別に攻撃を繰り返す他ないようで、犠牲者の数も大きく増えつつある。実態はもはや、パレスチナへのタコ殴り状態だろう。


イスラエルがここまで優位に立てているのは、中東地域における利権を貪りたいがため、「世界の警察」と称して様々な国家の内情に首を突っ込むアメリカの支援あってのことだ。

予測に過ぎないが、流動的に中東に流れてきたシオニストたちは、アメリカの支援やイギリスの外交を除いて自力でここまで大きく育つことは無かっただろう。


今日の紛争は、まさしく大国の思惑と、元々のアラブ民族領域に対する、シオニストの不正な侵害によるものが発端である。これまでにも、日本赤軍などを巻き込んで、様々なテロ攻勢が敷かれてきたのもこれが原因だ。


そもシオニストが生まれたのは、言うまでも無くナチスドイツのホロコースト政策によるものである。仮に彼らが誰一人生き残り無く、ドイツ国内のユダヤ人が絶滅し、情報統制も徹底した場合、確実にシオニストは生まれなかった。


しかし、逃げられ、ソ連軍に救援され、さらには数名のナチ党員による情けで絶滅を免れた人々までもがいた。これこそ、ヒトラーの誤算だろう。


この結果、ヒトラーによる虐殺という過去を持ち出し、卑しく領土を侵害し膨張し続ける現代の「シオニスト」たちが生まれることになったのである。


彼らは己の民族の過去の悲劇を延々持ち出し、今自分たちが行っていることに対する批判を封じようとする。その方が、何かしらの物事を進めるのにはもってこいだからだ。


一番の例はドイツだろう。イスラエルに対して政府は抗議することは出来ない。さらには、イスラエル国旗を街頭に大々的に映し出す始末だ。


彼らシオニストは、まさに現在のパレスチナ人ホロコーストを行っている。


天井の無い監獄(自治区)に追いやり、世俗化した自分たちは自治区との境界線上で音楽パーティを開催し乱痴気騒ぎの油断。


ハマスに殺されたシオニストに対して哀悼の感情も湧かない。ただ、こう思うばかりなのである。


「殺しあえ!奪われた領土があれば取り戻せ!」

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